
ベースの場合ワイヤレスだとどうしてもボトム感が足りなくなるのと、
5m以上の長いシールドでは音痩せするので悩んでる最中でした。
試しに使ってみるとエンジニアや他のメンバーから輪郭が見えて聴きやすいと言われ、
思い切って9mを発注しました。
驚くことに3m、5m、9mとも全く音色が変わらず音痩せもしない。
「これはまさしく夢のシールドだ」
その後3m、5m、9mを、現場の数と予備の分も多数発注してしばらく使っていました。
その間も色々と新商品を試しましたがどれも気にいるものはなく
このGDVシールドを使い続けていました。
2018年頃にそろそろ新しいものに変えようかと思っていたところ
GDVの商品がどこにも売ってなく、頭を抱えてしまいました。
丁度2015年くらいから高級シールドが各方面から売り出されていてそれを
片っ端から試しましたが、10年以上前に作り使い続けてるGDVに勝るものは
ひとつもなかったです。
-ベーシストが必要とする音色とは-
やたらlowがあったり、上の方がギラギラしたり、、、。
エフェクトやDIのレベルが変わり、調整しずらい。
ゲインが大きければ下げるしかない。
低音が出過ぎると先にコンプに引っかかりドカンと潰れる。
LOW (低音)っていうのは、オモテのPAスピーカーや
モニターの数などスピーカーの数だけ増幅します。
(スピーカーが10個あれば10倍。)
逆に HI(高音)は スピーカーの正面、ツイーターの向いた場所でしか、
聞こえません。
会場が大きくなればなるほど低音が増幅するのが目に見えてます。
逆にいらない低音の周波数帯をカットする方が大変です。
またシールドの抜けが良すぎて HI(高音)が出過ぎても歌や他のものとの混ざりが良くなく
カットするか下げるかになります。
基本 HI(高音)は 1.5kを中心に下は800くらいから上は4kくらいが理想で、
下は100くらいを中心に下は60、上は250くらいまでが理想です。
そこの美味しいベースの音色が簡単に持ち上がりコンプで潰れすぎず
結果的に抜けの良いボトム感が出せるシールドがこのGDVシールドです。
アナログ時代のソウルクラッシックがいまだに受け入れられてるのは
アナログレコードの針を溝の振動が大きすぎて針跳びを起こさないように
当時のエンジニアが低音処理を試行錯誤したものが現代にリマスターされても
しっかりボトム感が残ってるからです。
今回ATELIER Z さんとの共同開発のZ-GDV ケーブルで新たに追加変更された箇所が
何ヶ所かあります。企業秘密なので多くは語れませんが。
皆さんも是非Z-GDVケーブルでご自分の楽器の本当のトーンを知ってください。
僕は一生このケーブルを使い続けます。
追記
2023夏のツアーでの出来事です。
アリーナでのサウンドチェックの際、エンジニアさんに内緒でワイヤレス以外の
場所のシールドをZ-GDVケーブルに変えてました。
ベースのチェックが終わった時
PAエンジニアさんが一番後ろのPA席からステージまで走ってきて、
「今って有線でやってましたか?プリアンプとか足しましたか?」
って言われました。
竜太 「ワイヤレスアウトからDIまでのケーブル変えただけです」
先週までの音と全然違います。」
支えてくれるスタッフエンジニアのためにもいい音を届け続けたいですね。
この企画を進めていただいたATELIER Z 本橋さん、GDV森さんに感謝します。
「夢のシールド」がついに完成です。
